春田オーナー「火中のクリを拾ってくれる方にならざるを得ない」

[ 2013年9月19日 22:18 ]

加藤コミッショナー辞任

 ▽白石興二郎・巨人オーナーの話 残念だが、けじめをつけたいとのことだったので、やむを得ない。大リーグとの橋渡し役を果たされ、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)等の推進に尽力いただいた。プロ野球出身者が学生野球の指導者となる門戸を広げたことも見逃せない功績だった。

 ▽重光昭夫・ロッテオーナー代行の話 来年代わることが前提だった。(新コミッショナーは)ビジネスが分かっている人がいいと思う。慰留された方もいらっしゃったが、新しい人で再出発した方がいいということになった。

 ▽春田真・DeNAオーナーの話 (後任のコミッショナーは)ファンの方、野球界、世間を騒がせた状況を考えると、火中のクリを拾ってくれる方にならざるを得ない。そんなにたくさん具体名が思い浮かばない。どう体制をつくっていくか。

 ▽島田利正・日本ハム球団代表の話 (後任のコミッショナーは)日本ハムとしては常勤がいいと話した。週2、3日だとしても常勤がいい。毎日来られないなら、補佐という形でのナンバー2がいるのがベスト。

 ▽宮内義彦オーナー会議議長(オリックスオーナー)の話 (後任選びは)10月25日が一つのデッドライン。常勤か非常勤かという二者択一ではない。必要なら常任理事を一緒につけることもあり得る。待遇に柔軟性を持たせることも必要。

 ▽高田浩一郎・ソフトバンク取締役の話 (後任のコミッショナー選びは)情報が漏れないようにしなきゃいけないし、早く決めなきゃいけないという矛盾をどう解消していくか。(王貞治球団会長を推す声には)私の知るところではないのでコメントのしようがない。

 ▽衣笠剛・ヤクルト球団オーナー代行の話 新しい人が決まらなければ、代行を置かないと、という話は出た。セ・リーグの多くは、コミッショナーは最終的な裁定人という感じだが、パ・リーグは全体ではないが、事業的な分野を広くできる人、という希望を述べていた。

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2013年9月19日のニュース