岩隈　強打タイガースを８回０封　バーランダーに投げ勝ち13勝目

タイガース戦の４回、１死満塁でペレスを遊ゴロ併殺打に仕留め、グラブをたたくマリナーズ・岩隈

ア・リーグ マリナーズ８―０タイガース

（9月18日 デトロイト）
　マリナーズの岩隈が１８日（日本時間１９日）、デトロイトでのタイガース戦に先発し、８回を４安打無失点に抑えて今季１３勝目（６敗）を挙げた。６三振２四球で防御率は２・７６。チームは８―０で勝ち、連敗を３でストップした。

　岩隈は初回、４番フィルダーの二塁打などでいきなり２死満塁としたが、６番ティアソソポを落ちる変化球で空振り三振に仕留めてピンチ脱出。４回には味方失策も絡んで再び１死満塁のピンチに陥ったが、同じ球でペレスを遊ゴロ併殺打に打ち取って無失点でしのいだ。

　それ以外のイニングは８回に安打を許したのみで、昨季３冠王カブレラは４打数無安打２三振と完ぺきに封じた岩隈。援護に恵まれず８月２１日のアスレチックス戦以来、白星から遠ざかっていたが、この日は右腕の踏ん張りに打線も応えてサイ・ヤング賞右腕バーランダーを攻略した。

　▼岩隈の話　１点を与えた方が負けるんじゃないかと思ったので、先制点を与えないようにと強い気持ちで投げた。思ったように投げられた。