星野監督「きょうはホンマのまさかやったな」 逆転負けも胸の内隠す

[ 2013年9月19日 06:00 ]

<楽・ソ>ベンチでぼう然とする星野監督(左から3人目)

パ・リーグ 楽天10-11ソフトバンク

(9月18日 Kスタ宮城)
 胸の内を隠すように、楽天・星野監督は言葉を紡いだ。

 救援陣が7回以降の3イニングで10安打9失点で逆転負け。「7、8、9回で9点も取られたら勝てない。こういうことも計算してたけど、6点をひっくり返されるのは想像してなかった。きょうはホンマのまさかやったな」。9月上旬に「上り坂も下り坂も“まさか(坂)”もある」と話していた自らの言葉にかけ、自虐的に話した。

 7回に登板した2番手の釜田が4連打され、1死も取れずに降板。この回3点を失うと、8回には青山が江川に左越え2ランを浴び1点差。継投の計算は狂った。9回は長谷部を送ったが、連投のマウンドで4安打2四球の乱調で4失点。釜田が「こういう流れをつくってしまったのは僕。責任を感じている」と肩を落とせば、今季初黒星を喫した長谷部は「何もない。あした頑張るだけ」と言葉は少なかった。

 ▼楽天・ハウザー(6回2失点で12奪三振の力投も先発初勝利ならず)相手のタイミングをずらす投球はできた。全ての球種で制球が定まった。

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2013年9月19日のニュース