黒田6戦勝利なし…7回途中5失点で11敗目「もったいなかった」

[ 2013年9月14日 11:27 ]

レッドソックス戦の7回途中で降板したヤンキース・黒田

ア・リーグ ヤンキース4―8レッドソックス

(9月13日 ボストン)
 ヤンキースの黒田は13日(日本時間14日)、ボストンでのレッドソックス戦に先発して6回0/3を投げ、8安打5失点、2三振3四死球で、今季11敗目(11勝)を喫した。防御率は3・13。チームは4―8で敗れた。

 黒田が立ち上がりから崩れた。初回、先頭のペドロイアに追い込んでからのシンカーを左前に運ばれ、1死から3番オルティスにも同じ球を左翼線二塁打とされて1死二、三塁のピンチ。内野ゴロの間に先制点を許すと、ナバに左前適時打、四球を挟んでドルーにもフェンス直撃の2点二塁打を浴び、いきなり4安打で4点を失った。

 それでも回を追うごとに調子を取り戻した黒田。2回には左前打と2四死球で1死満塁のピンチを招くも4番カープをシンカーで空振り三振に斬ると、ナバは左直に仕留めて無失点で終了。3回には走者を三塁まで進められたが後続を断ち、4、6回は三者凡退で終えた。

 黒田の粘りに応えて7回に味方が同点に追いついたが、その裏に2番ビクトリノに左前打を打たれた場面で降板。3番手クレイボーンが満塁ホームランを浴びて勝ち越しを許し、黒田に黒星がついた。黒田は11勝目を挙げた8月12日のエンゼルス戦以来、6試合勝利なしとなった。

 ▼黒田の話 序盤の点の取られ方がもったいなかった。状態が(最後まで)良くならなかった。持っているボールでしのいでいくという感じだった。

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