上原 34者連続アウト 61年ぶり球団新、大リーグ記録にあと7

[ 2013年9月13日 06:00 ]

<レイズ・レッドソックス>9回、3者凡退に抑えガッツポーズするレッドソックス・上原。26試合連続無失点で日本投手最長記録を更新

ア・リーグ レッドソックス7―3レイズ

(9月11日 セントピーターズバーグ)
 レッドソックスの上原浩治投手(38)が11日(日本時間12日)、レイズ戦で3―3の9回から登板して1回を3者凡退。延長10回に味方が勝ち越し、4勝目を挙げた。これで26試合連続無失点、29回1/3連続無失点で、日本投手の最長記録を更新。さらに8月17日のヤンキース戦から1人の走者も許さずに連続して抑えた打者は34人となり、1952年にエリス・キンダーが打ち立てた32者連続アウトの球団記録を61年ぶりに更新。大リーグ記録にもあと7人と迫った。

 徹底していた。9回2死。上原は、3番ゾブリスト相手に6球全てスプリットを投げた。当てられても、見切られても自信を持って投げ込み、最後は二ゴロに仕留めた。

 「あそこは一発だけが怖いので、スプリットをいかに低く投げるかを意識した」

 前日に続く連投で、自己最多となる66試合目の登板。出番は3―3の9回で、セーブの付かない場面だった。それでも、「ストッパー」としての心意気に変わりはなかった。

 「9回(表)は相手もクローザーが出てきた。雰囲気が向こうにいくのは嫌だったし、何とか止めようと思った」

 7、8回に1点ずつ取られて同点に追いつかれた。流れが相手に傾きかける展開。だからこそ、完璧に抑えたかった。先頭から2者連続で空振り三振を奪い、最後もスプリットの連投で打ち取った。試合前にジョン・ファレル監督から状態を確認されたという右腕は「3点差以上なら投げる」とジョークで返したといい、2位レイズとの延長戦を制したことで、地区優勝へのマジックナンバーは8となった。

 これで34打者連続アウト。31歳でメジャーデビューしながら通算102勝、102セーブを挙げた球団OBのキンダーが、38歳シーズンに打ち立てた32者連続アウトの球団最長記録を61年ぶりに更新した。「自分の名前が残るのは素直にうれしい」と喜んだ上原に、大リーグ記録の41者連続も視野に入ってきた。

 ≪大リーグ記録は過去2人≫これまでのレ軍の最長記録はキンダーの32打者連続アウト。52年9月5日セネタース戦から13日インディアンス戦の5回2死まで抑えた。大リーグ記録は41打者連続で過去2人が達成。最近ではホワイトソックスなどで活躍したメジャー通算173セーブの右腕ジェンクス。07年7月17日インディアンス戦の打者3人目から、8月12日マリナーズ戦まで走者を一人も許さなかった。

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