マー君 開幕20連勝へ大谷と初の投げ合い 6日Kスタで対戦

[ 2013年9月5日 19:49 ]

登板を翌日に控え、キャッチボールで調整する楽天・田中(左)と日本ハム・大谷

 開幕19連勝中の楽天の田中将大投手と日本ハムの注目ルーキー大谷翔平投手が6日にKスタ宮城で行われる楽天―日本ハムで初めて投げ合う。

 田中は勝利投手になれば、1957年に西鉄(現西武)の稲尾和久がマークした同一シーズン20連勝のプロ野球記録に並ぶ。大事な一戦を翌日に控えた5日、Kスタ宮城でキャッチボールやランニングなどで調整した。

 8月30日のソフトバンク戦は7回を7安打3失点。「何にも良くなかった」と4日に入ったブルペンでは投球フォームなどを確認した。修正具合を問われ「意識する部分はやってきた。試合に入らないと分からない部分もあるけど」と話した。

 対する大谷は5日、東京ドームのブルペンで30球を投げた。昨夏から23連勝中の田中が相手。「なかなか点は取れないかもしれないが、やることは一緒」と緊張した様子もなく話した。

 投手と野手の「二刀流」をこなす大谷は打者として田中と対戦した経験はあるが、投手同士では初めて。もっとも投手として対戦するのはあくまでも打者だと思っている。「何とか一人一人を抑えられるように頑張りたい」と過剰に意識することなく投げるつもりだ。

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2013年9月5日のニュース