高校ジャパン、2次Rコールド発進!松井→山岡で韓国を完封

[ 2013年9月5日 16:31 ]

<日本・韓国>3回2死一、二塁、森友が二塁走者をけん制で刺し喜ぶ松井

第26回IBAF18Uワールドカップ2次ラウンド 日本10―0韓国

(9月5日 台中インターコンチ)
 第26回IBAF18U(18歳以下)ワールドカップ第5日は5日、台湾で2次ラウンドが始まり、日本は10―0で韓国に7回コールド勝ちを収めた。エース格の左腕・松井裕樹(桐光学園3年)が6回4安打無失点で6奪三振の力投を見せると、打線も爆発。盤石の戦いで2次ラウンド圧勝スタートを切った。1次ラウンドの対戦成績を持ち越すため、日本は3勝となった。

 松井は1日の台湾戦から中2日で先発。直球を主体にスライダーをまじえ、4回を除く毎回走者を出しながらも要所を締めた。初回いきなり左前打と2四死球で1死満塁のピンチを招いたが、5番を直球で空振り三振、6番はスライダーで見逃し三振。直球の最速は初戦を超える148キロを計測した。7回は山岡泰輔(瀬戸内3年)が3三振で無失点に抑えて締めくくった。

 打線は1回1死三塁から、1次ラウンド17打数9安打12打点と絶好調の3番・森友哉(大阪桐蔭3年)が中犠飛を放って先制。2回には先頭の渡辺諒(東海大甲府3年)の右前打を足がかりに無死満塁とし、逸崎友誠(明徳義塾3年)の止めたバットに当たったラッキーな適時内野安打、吉田雄人(北照3年)の左中間への2点適時打などで4点を追加し、韓国先発の長身左腕をKOした。

 日本は5回、渡辺の中前適時打などで2点を追加。6回にも渡辺がこの試合4安打目となる中前適時打を放ち、押し出し四球と暴投で計3点を挙げて10点目。昨年の同大会では5位決定戦で韓国に敗れて6位に終わったが、その雪辱を後輩たちが晴らした。

 ▽2次ラウンドの順位決定方式 6カ国で争われA、Bに分かれた1次ラウンドで対戦しなかった3カ国と戦う。1次ラウンドで戦った国同士の対戦成績も加えられる(日本はA組で2位の台湾、3位のベネズエラに勝利しているため2勝0敗からスタート)。上位2チームが決勝に進出。同3、4位で3位決定戦、同5、6位で5位決定戦が行われる。

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2013年9月5日のニュース