森友 4安打6打点も辛口自己評価 逆方向にプロスカウト陣は感心

[ 2013年9月2日 22:33 ]

5回2死三塁、森友は適時二塁打を放つ

第26回IBAF18Uワールドカップ1次ラウンドA組 日本7―0ベネズエラ

(9月2日 台湾・斗六)
 日本代表の主将・森友(大阪桐蔭)がダブルヘッダーで計4安打6打点の大活躍を見せた。

 それぞれ2安打3打点ずつときれいに“打ち分けた”?キャプテン。それでも「打撃の調子は上がっているが、バントもミスした。個人的にはまだスキがある」と辛口の自己評価だった。

 「コースに逆らわず振った。外の球は引っ張るより流すという意識でずっと練習してきた」という言葉通り、安打はすべて左打者では逆方向となる左翼側に打っている。これにはプロのスカウト陣も感心するばかり。ドラフト1位候補としてさらに株を上げている。

 2年生の安楽には「お前は腕だけを思い切り振れ。あとは俺がリードする」と頼もしい先輩がグイグイ引っ張り、2安打完封の快投を演出した。「2試合ともゼロで終わったのは素晴らしい」と自身の打撃以上に無失点で連戦を終えたことの方がうれしそうで、笑顔がはじけた。

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