星野監督 マジック消滅に「壊れた蛍光灯みたいなもんや」

[ 2013年9月2日 06:00 ]

<ソ・楽>7回2死満塁、三振に倒れベンチへ戻るジョーンズ(左)と投手交代を告げに行く星野監督。イベントで出てきた子どもたちに足止めされる。右は佐藤投手コーチ

パ・リーグ 楽天0-4ソフトバンク

(9月1日 ヤフオクD)
 初優勝に向けた試練なのか。楽天はソフトバンクと同じ8安打も今季7度目の零敗を喫し、8月28日に点灯させた優勝マジックが4日で消滅。13残塁の拙攻で完敗した星野監督は「きょうは残塁が多かった。まあ、きょうという日は戻って来ないから」と詩人のような言葉で気持ちを切り替えた。

 相手の先発は来日初先発の左腕・オセゲラ。データも少なく、岡島、銀次らスタメンに左打者が5人並ぶ打線は大きな曲がりのカーブに戸惑った。3回で4点を追う展開。初めて得点圏に走者を進めた5回2死一、三塁では岡島が遊ゴロに倒れた。6回は無死一、二塁としてオセゲラを降板させ、さらに無死満塁の絶好機。だが、マギー、枡田、松井が3者連続三振に倒れた。7回2死満塁でもジョーンズが空振り三振。リーグトップの逆転勝ち28度を誇る粘り強さは見る影もなかった。

 8月28日に球団創設9年目で初の優勝マジック28が点灯。そこから2連勝したが、2連敗と足踏みだ。中日、阪神の監督で優勝経験がある星野監督は「マジックなんて消えるもの。壊れた蛍光灯みたいなもんや」と無関心を強調する。だが、7回1死一塁では、島内が盗塁死するなど優勝争いの経験が少ない選手にぎごちなさが目立つ。

 前日は天敵の摂津に昨年4月から9連勝を許し、この日は「初もの」を攻略できず。田代打撃コーチは「オセゲラは制球がよかった。球速は出ていないけど(打者の手元で)ピュッと来ていた」と悔しさをにじませた。帰り際、星野監督は「(オセゲラに打線が)少し戸惑ったけど次はつかまえるよ」と笑みすら浮かべた。選手の底力を信じて待つしかない。

 ▼楽天・ダックワース(昨年から4戦3勝と相性が良かったヤフオクドームで3回4失点で5敗目)調子は悪くなかったけど、変化球が高かった。

 ▼楽天・枡田(4打数無安打、4三振)オセゲラは意外と球持ちが良かった。でも自分の状態が悪すぎる。

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