V犠飛の上田、宮本がつないだ好機に「何とかしたかった」

[ 2013年8月25日 22:38 ]

8回ヤクルト1死満塁、上田が勝ち越しの中犠飛を放つ

セ・リーグ ヤクルト5―4広島

(8月25日 マツダ)
 決勝犠飛を放ったヤクルト・上田は試合後、言葉に力を込めた。「宮本さんにはずっと野球のことを教えてもらっていた。宮本さんが必死につないでくれたんで、何とかしたかった」。

 1点ビハインドの8回だった。1死一、二塁から代打で出場した宮本の放った二ゴロが敵失を誘い、チャンスが広がった。ヤクルト一筋19年。チームの3度の日本一に貢献し、日本代表の主将も務めた42歳はこの日の試合前、今季限りで現役を引退する意思を明らかにした。

 そんなベテランがつないだチャンス。逃すことはできなかった。続く比屋根が右前打を放って同点。「何とかランナーを返すことだけ考えて」打席に入った上田。勝ち越しの中犠飛に「最低限の仕事はできて良かった」とホオを緩めた。

 負ければ自力でのクライマックスシリーズ進出の可能性が消えていた。だが、現在リーグ最下位とはいえ、3位・広島とのゲーム差は6。「まだ3位になれるチャンスはある、チーム一丸で頑張っていきたい」と上田。宮本も「(CSは)厳しいかもしれないが、みんなで頑張りたい」と力強かった。宮本のラストイヤーを最下位で終わるわけにはいかない。ヤクルトの“下克上”はこれからだ。

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