菅野、大量援護に守られ11勝目も…実は「怖かった」

[ 2013年8月25日 21:30 ]

巨人先発の菅野
Photo By スポニチ

セ・リーグ 巨人16―2DeNA

(8月25日 横浜)
 巨人・菅野が7回2失点で今季11勝目を挙げた。初回から直球は150キロ超を連発。「気合だけは負けないように。強い気持ちでいった。前回、不甲斐ないピッチングをしてしまったので」と初回から飛ばしたという。

 菅野が振り返った「前回」とは、18日の中日戦(東京D)。プロ入り最短の2回1/3、自己ワーストの7失点でKOされた。

 「すごくきょうを迎えるのが怖かった」と菅野。それでも自分を奮い立たせた。プロ入り後、初めて上がったハマスタのマウンド。「高校、大学時代、思い出がある球場なので、思い出しながら投げました」。まさに“原点回帰”で、悪夢を振り払った。

 ルーキー右腕の好投に、打線も大量援護しての圧勝。原監督は、菅野について「まあまあ良かった。球も走っていましたし。前回がいい肥やしになっていると思う」と、納得の表情を浮かべていた。

続きを表示

2013年8月25日のニュース