バレンティン 新記録にも謙虚「今でも日本野球を学んでいる最中」

[ 2013年8月22日 21:25 ]

5回2死一塁、ヤクルト・バレンティンが左越えに45号2点本塁打を放つ

セ・リーグ ヤクルト8―3巨人

(8月22日 神宮)
 打った瞬間、それとわかる弾道で打球は左翼席中段に飛び込んだ。5回、ヤクルト・バレンティンの45号2点本塁打。「いい感触で打てた。低めの真っすぐ。うまくバットに乗せることができた」というご満悦の球団新記録弾だった。

 球団新記録の後は、日本記録の55本塁打に向かってさらに前進した。7回には左腕の青木から左中間へ。高めのボール気味の球を背伸びして打つようにして飛ばした打球が吸い込まれていった。「打ち損じをしていないのが本塁打につながっている」と自己分析する通り、今の背番号4にはどこに投げてもスタンドへ持っていくだけのパワーと技術が備わっている。

 昨季まで2年連続本塁打王。今季も2位のブランコ(DeNA)の14本差をつけ、3年連続のタイトルは濃厚。それでも「今でも日本野球を学んでいる最中」と謙虚な姿勢は崩さない。今季からは対戦投手やその打席ごとの状況によって高く足を上げるフォームとすり足打法の「二刀流」を採用するほど研究熱心だ。

 クライマックスシリーズ進出には厳しい現状の最下位ヤクルト。しかし、主砲の活躍次第ではまだあきらめるのは早い。「一丸となって戦いたい」という言葉に、自らが先頭に立って打線をけん引していく自負が感じられた。

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