イチロー祝福に「半泣き」も5000安打「可能性はゼロでない」

[ 2013年8月22日 11:24 ]

ブルージェイズ戦の1回、左前打を放って日米通算4000安打を達成、塁上で笑顔を見せるヤンキースのイチロー
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ア・リーグ ヤンキース4―2ブルージェイズ

(8月21日 ニューヨーク)
 日米通算4000安打を達成したヤンキースのイチローは試合後、快挙の瞬間にチームメートやファンから祝福されたことについて「あんなふうにみんなが喜んでくれるということは想像していなかったので、半泣きになりました」と振り返った。

 ここ数日間は「ボクよりも周りのテンションが高いのに驚いていた」というイチローだが、周囲の期待に応えるように第1打席であっさり大台に到達。「4000というのは区切りのいい数字ですけど、特別な瞬間というのは自分の記録がつくるものではなく、自分以外の周りがつくってくれるもんなんだなと強く感じました」と感謝。自身の心境については「1000回に1回しかこない区切りの数字を4回重ねられたことはうれしく思う」と表現した。

 日米通算で22年目での大台到達。そのペースについては「ボクにとって重要」と話したイチロー。5000安打に関して「年齢に対する偏った見方がなければ、可能性はゼロではない」と夢を膨らませた。

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