イチロー、新たな金字塔 安打量産、日米で活躍

[ 2013年8月22日 08:39 ]

ブルージェイズ戦の1回、左前打を放ち日米通算4000安打を達成、ヘルメットを取って観客の声援に応えるヤンキースのイチロー
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ア・リーグ ヤンキース4―2ブルージェイズ

(8月21日 ニューヨーク)
 長いメジャーの歴史で、4000安打にはピート・ローズとタイ・カッブの2人しか届いていない。イチローが日米通算でその節目に到達し、両国で活躍した日本選手として新たな金字塔を打ち立てた。

 オリックス入団3年目の1994年、日本球界初のシーズン200安打を達成し、一躍その名を知らしめた。独特の「振り子打法」で安打を量産し、パ・リーグで7年連続首位打者、5年連続最多安打など数々のタイトルを獲得した。

 27歳で活躍の場を本場の大リーグに移した後も、打撃の勢いは衰えなかった。1年目に242安打、04年は262安打でジョージ・シスラーの記録を84年ぶりに更新した。10年連続のシーズン200安打もあった。10月には40歳になる。けがにつながらない体をつくり、真剣に試合に取り組んだ積み重ねのたまものだった。(共同)

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