プロ野球記録55本…どうなるバレ、過去には騒動も

[ 2013年8月22日 06:00 ]

85年、54本塁打を放った阪神・バース

 ◆55発めぐる主な騒動

 ☆バース(阪神) 85年10月24日、バースは54本塁打で巨人とのシーズン最終戦(後楽園)を迎えたが、3打席目で中前打したものの他の4打席は全て敬遠四球。巨人・王監督の前で55本塁打のプロ野球タイ記録はならず「これが日本の野球さ」。

 ☆ローズ(近鉄) 01年9月30日、王監督率いるダイエーとのカード最終戦(福岡ドーム)を55本塁打で迎えたローズは第1、第2打席は四球。第3、第4打席はしびれを切らしボール球を打ちにいったが凡退。全18球のうち明らかなストライクは1球だけ。ローズは試合後「(王監督の)記録を残したいなら残せばいい」。

 ☆カブレラ(西武) 02年10月5日、ダイエーとのカード最終戦(西武ドーム)。シーズン56本塁打のプロ野球記録に王手をかけた西武・カブレラは3四死球。全20球中、ボールが18球で「(ダイエーの)王監督はストライクを投げるよう教えるべき」と激怒。7回には完全にアウトのタイミングで三塁からホームに突入し、捕手にエルボーで報復した。

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