日大山形 決勝進出逃すも「“やれるんだ”ということ伝えたかった」

[ 2013年8月22日 06:00 ]

<前橋育英・日大山形>土を拾い集める日大山形・庄司

第95回全国高校野球選手権大会準決勝 日大山形1―4前橋育英

(8月21日 甲子園)
 日大山形は県勢初の決勝進出を逃した。エース庄司が初回から3イニング続けて失点し、4回1/33失点。71球で降板し「疲労があり気持ちで投げようと思ったが、“大丈夫かな”と思いながら投げてしまった」と涙を流した。

 3試合連続完投で444球。休養日を挟んでの4連投も疲労は取れなかった。ここまで3試合で31安打と好調だった打線も6回に1点を返すのが精いっぱい。それでも県勢初のベスト4入り。決勝進出はならなかったが、荒木準也監督は「われわれが勝つことで山形県人に“やれるんだ”ということを伝えたかった」と話し、ナインをねぎらった。

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2013年8月22日のニュース