劇打の栗山主将 ファン泣かせた!「僕のこと信じてくれた」

[ 2013年8月18日 21:43 ]

<西・楽>9回 2死 ニ、三塁 サヨナラとなる右前適時打を放ちナインと抱き合って喜ぶ西武・栗山
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パ・リーグ 西武12―11楽天

(8月18日 西武D)
 連夜のサヨナラ劇。試合を決めたのは西武の栗山主将だった。

 3点を追う9回に1点差としなおも2死二、三塁。西武ファンの大声援を背に右前にはじき返すと、二塁走者のヘルマンが捕手・嶋と激突しながらも落球を誘い決勝のホームを踏んだ。

 「みんながつないでくれたんで、自分も勢いに乗って打っていこうと。その前、5打席打ってなかったんでね。(大声援は)僕のことを信じてくれたファンがいたってことですね」

 スタンドには劇的な結末に泣きだす女性ファンもいた。この日6打席目での初安打は値千金の一打となった。

 首位・楽天に連夜のサヨナラ勝ち。「(来週も)勝ちます」と栗山。首位楽天との3連戦に勝ち越し、ゲーム差を7・5に縮めた。渡辺監督は「執念を見た感じ。われわれはまだ死んでいない」とうなずいた。逆転でのリーグ優勝を信じて戦いは続く。

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