富山第一、富山県勢40年ぶり8強!宮本10K2戦連続完封

[ 2013年8月18日 18:05 ]

<富山第一・木更津総合>3回2死満塁のピンチを内野ゴロでしのぎ、ベンチに戻る富山第一先発の宮本

 第95回全国高校野球選手権大会第11日は18日、甲子園球場で3回戦を行い、第4試合では初出場の富山第一(富山)が木更津総合(千葉)を8―0で下し、富山県勢としては1973年の富山商以来40年ぶりとなる8強入りを果たした。

 富山第一・宮本、木更津総合・笈川の投げ合いで5回までは両チームともゼロ行進。富山第一は6回1死一、三塁から4番・幸山の左犠飛で待望の先制点を挙げると、そこから勢いに乗って3連打で計3点。9回には1死一、三塁から黒田の中前適時打、幸山の2点適時二塁打などで5点を奪い、木更津総合を突き放した。

 先発の宮本は3回に失策絡みで2死満塁のピンチを招いたものの、これを無失点で切り抜け、3安打10奪三振で2試合連続の完封勝ち。

 木更津総合は2回戦の西脇工(兵庫)戦で1回6球で降板した2年生エースの千葉がこの日も登板できず、4手の継投でしのいでいたが、打線が援護できず、終盤力尽きた。

続きを表示

2013年8月18日のニュース