常総学院10年ぶり8強!眼龍が先制ソロ、9回は一挙6点

[ 2013年8月18日 10:14 ]

<常総学院・福井商>5回無死。常総学院・眼龍が左越えに先制本塁打を放つ。捕手中村辰

 第95回全国高校野球選手権大会第11日は18日、甲子園球場で3回戦が行われ、第1試合では2年連続15回目出場の常総学院(茨城)が2年ぶり22回目出場の福井商(福井)を9―1で下し、全国制覇した2003年以来10年ぶりに8強入りした。

 常総学院は0―0で迎えた5回、先頭の眼龍が左越えソロ本塁打。守備を買われて出場した背番号「15」の9番打者の一振りで先制すると、続く6回には1死二塁から7番・石井の中前適時打で1点、7回にも1死二塁から3番・進藤の右前適時打で1点と小刻みに加点。3―1の9回には1死二、三塁から新藤が左越え2点適時二塁打、続く内田の左越え2ランなど打者一巡の猛攻で計6点を奪って福井商を突き放した。

 先発の飯田は初回、先頭打者にいきなり三塁打を浴びたが、そこから3者連続三振。得意のツーシームやスライダーなどの変化球を低めに集め6回まで無失点。7回に四球、死球と犠打で1死二、三塁のピンチを招き、一ゴロ野選で1点を失ったものの、4安打1失点で3試合連続で完投。

 1、2回戦で初回に得点していた福井商は初回無死三塁の好機を生かせず、7回に無安打で1点を返したが、反撃はそこまで。終盤に大量して17年ぶりの8強入りは果たせなかった。

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