「ほんまのうず潮打線」で鳴門63年ぶり8強

[ 2013年8月18日 06:00 ]

<鳴門・常葉菊川>8回裏1死満塁、4番・伊勢の2点適時打で15点目

第95回全国高校野球選手権大会3回戦  鳴門17―1常葉学園菊川

(8月17日 甲子園)
 鳴門は21安打を浴びせ17得点の大勝。準優勝した1950年以来、63年ぶりの8強入りを果たした。

 チームは3試合連続の2桁安打。4安打4打点と気を吐いた4番伊勢は「きょうがほんまの“うず潮打線”ですね」と会心の笑みを浮かべた。初回、相手の2失策で好機が広がると3連打で3点を先取。4回には5連続長短打を含む打者一巡の猛攻で5点。8回にも打者11人で5点を追加した。21安打中、長打は3本だけ。森脇稔監督は「うちは野手の間を抜くバッティングを心がけている」と、大差の中でもつなぎの打撃を貫き通した選手をたたえた。

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2013年8月18日のニュース