岸1失点完投 明徳が昨夏準決勝のリベンジ

[ 2013年8月18日 06:00 ]

<明徳義塾・大阪桐蔭>最後の打者を打ち取り、ガッツポーズを見せる明徳義塾・岸

第95回全国高校野球選手権大会3回戦  明徳義塾5―1大阪桐蔭

(8月17日 甲子園)
 大阪桐蔭の夏2連覇を阻止したのは、明徳義塾の2年生エース、岸だった。強力打線を1点に抑え、「1番から9番まで気を抜けない打線だけど、4点差あって最後まで楽しんで投げられた」と笑みを浮かべた。

 試合前、馬淵史郎監督に「2点で抑えます」と宣言していたが、それを上回る投球。6月の練習試合は3―9で敗れたが、打者の苦手コース、打球の方向などはインプットできていたという。2回以降は三塁を踏ませず、無四球で最後まで投げ抜いた。「一番のピンチだった」と振り返った8回2死二塁では、森友哉の懐を直球で果敢に攻めて二ゴロに打ち取った。大阪桐蔭は昨夏の準決勝で敗れた相手。自身は救援して2回1/3を無失点だったが「ずっとリベンジと思ってやってきた」と悔しさは胸に残り続けた。明徳義塾は2年連続の8強入りで甲子園50勝目。「絶対に頂点まで行きます」と力強く言い切った。

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2013年8月18日のニュース