中日９安打も拙攻　高木監督「打つべき球打たんから」

＜巨・中＞ベンチで冴えない表情を見せる高木監督

セ・リーグ 中日２－７巨人

（8月17日 東京Ｄ）
　中日は９安打でわずか２得点。拙攻続きで完敗した高木監督は「打つべき球を打たんから。散々、ミーティングで言っているのに」と嘆いた。

　まさに弱り目にたたり目だ。右膝を痛めて離脱したルナに続き、荒木が左太腿の強い張りで６回守備から交代。井端も右足首痛を抱えながら強行出場している状態で、内野手が崩壊状態に陥った。今後の戦い方を問われた指揮官は「（この日開催された神宮外苑の）花火を見ながら考えるわ」と冗談を飛ばすのが精いっぱいだった。