初出場の自由ケ丘、あと1本出ず…“想定外”逆転負け

[ 2013年8月12日 17:12 ]

第95回全国高校野球選手権大会2回戦 自由ケ丘2-4延岡学園

(8月12日 甲子園)
 かつて沖縄水産を率いた名将、故・裁弘義監督の息子としても注目を浴びた自由ケ丘・赤嶺琢監督だったが、甲子園初陣を勝利で飾ることはできなかった。

 2―4での惜敗。「4点ぐらいは想定していた」と失点は想定の範囲内だった。だが、県大会7試合で3割4分5厘のチーム打率を誇った強打線が5安打2点に終わったことを「大きな舞台で、今までやってきたことを出せなかった。攻撃で1つでも(塁を)前に進めるということができなかった」と“想定外”だったことを明かした。

 3回、敵失に犠打を絡め、尾崎の中前打で先制。追いつかれた直後の4回には、本盗で勝ち越した。だが、5回の2死二塁、7回の無死二塁、8回の1死二塁で、いずれもあと1本が出ず、逆転負け。「日頃の積み重ねが大事だと痛感しました」。指揮官は悔しさをかみしめた。

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2013年8月12日のニュース