完売続く好調楽天 Kスタ宮城2185席増 

[ 2013年8月12日 17:42 ]

 プロ野球パ・リーグの首位を走る楽天は12日、本拠地のKスタ宮城の観客席を2185席増やすと発表した。初のリーグ制覇への期待でチケット完売が相次ぐ状態や、日本シリーズ開催に備えるため。8月下旬に特設スタンドの設置工事を始め、9月から使用可能となる。最大収容人数は2万5651人に増える。

 立花陽三球団社長は「ファンの皆さまがこの球場で見たいという声に応えること。日本シリーズができる環境づくりのために努力することが企業としての姿勢」と話した。楽天は2004年に新規参入を希望した際に2万8000席に増やすことを約束し、日本シリーズを主催する日本野球機構(NPB)からもこれまでに要望が出ていた。球団は10月までに2万8000席への増席も検討している。

 特設スタンドは三塁側の外野寄りに936席、左翼の芝生席後方に1249席の予定で、来季以降の使用は未定。

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2013年8月12日のニュース