前橋育英、初勝利!2年生エース高橋光が9連続K&5安打完封

[ 2013年8月12日 11:03 ]

<前橋育英・岩国商>完封勝利でガッツポーズの前橋育英・高橋光

 第95回全国高校野球選手権大会第5日は12日、甲子園球場で1回戦を行い、第1試合では夏初出場の前橋育英(群馬)が春夏連続出場で夏は27年ぶり4度目出場の岩国商(山口)を1―0で下し、春夏通じて甲子園初勝利を飾った。先発の高橋光成投手(2年)が9者連続を含め13三振を奪い5安打完封した。

 高橋光は初回、先頭打者に二塁内野安打を許したものの、スリーバント失敗で1つ目の三振を奪うと、その後は圧巻の奪三振ショーだ。1メートル88の長身から繰り出す威力のある速球にスライダー、フォークボールを織り交ぜて6回まで毎回、3回2アウト目から6回1アウト目まで9者連続三振を奪った。

 連続奪三振の大会記録は昨夏、桐光学園・松井裕樹が初戦(1回戦)の今治西戦で記録した10。その記録にあと1と迫った高橋光だが、10人目がセーフティーバントを試みて投ゴロとなり、惜しくも記録に並ぶことはできなかった。

 前橋育英は4回2死二塁から5番・小川の右中間への適時三塁打で1点を先制。好守で2年生エースを支え、その1点を守り抜いた。

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