「幕張の大谷」が今季初勝利 西野離脱に奮起

[ 2013年8月12日 06:00 ]

<日・ロ>試合後、里崎(右)と握手する大谷

パ・リーグ ロッテ5-1日本ハム

(8月11日 札幌D)
 「幕張の大谷」が今季初勝利を挙げた。中4日で先発し5回4安打1失点。「西野がいなくなって、僕が悪い投球をするとチームが苦しくなるということは意識した」。10日に9勝を挙げている西野が右肩痛で離脱する中、チームを3カード連続の勝ち越しに導いた。

 2点の援護をもらった直後の3回1死一、二塁で稲葉の右中間二塁打で1点差とされたが、小谷野を三ゴロ、今浪を二飛。5回も先頭・大引に四球を与えたが、続くアブレイユを遊ゴロ併殺に仕留め、要所を締めた。

 今季3度の先発は全て5回までにKOされていただけに「最低限の仕事はできた」と安どの表情。苦しい台所事情により、今後も中4~5日での登板が予定されているが「次はもう少し長いイニングを投げたい。この1勝をいいきっかけにしていきたい」と力強かった。

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2013年8月12日のニュース