西脇工、逆転で甲子園初出場初勝利 エース翁田1失点完投

[ 2013年8月11日 17:48 ]

<西脇工・石見智翠館>9回、最後の打者を三振に斬りガッツポーズをする西脇工・翁田

 第95回全国高校野球選手権大会第4日は11日、甲子園球場で1回戦が行われ、第4試合は西脇工(兵庫)が4―1で石見智翠館(島根)を下し、春夏通じて甲子園初出場で初勝利を挙げた。

 西脇工は1点を追う1回、先頭・今井の三塁内野安打に失策も絡んで2死二、三塁とし、5番・村上の左翼線を破る2点二塁打で逆転。4回には1死二、三塁から石井の右前適時打で3点目を挙げ、さらに今井の遊ゴロ併殺崩れの間にもう1点を追加し、リードを広げた。

 エースの翁田(おうた)は立ち上がりに連打を浴びて失点も、2回以降は散発5安打に抑える力投。7安打1失点完投でチームを勝利に導いた。

 江の川から校名変更してからは初出場となった石見智翠館は、初回に田中佑と酒巻の連打で先制。2、7、9回にも得点圏に走者を出したがあと一本が出ず、10年ぶりの夏勝利を逃した。

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2013年8月11日のニュース