青木、岩隈から安打なし「完全にタイミングをずらされた」

マリナーズ戦の９回、右前打を放つブルワーズ・青木

インターリーグ ブルワーズ１０―０マリナーズ

（8月10日 シアトル）
　ブルワーズの青木は岩隈の前に沈黙した。４打席で無安打に終わり「完全にタイミングをずらされた。制球が抜群」と相手をたたえた。

　日本時代の対戦は３試合で１本塁打を含む１２打数８安打と相性が良かった。だが、この日は緩急に翻弄され、バットの芯で捉えられなかった。速球とフォークの球速差が日本時代より少なくなった印象だと言い「メジャーの投手になっていた。勝てる投手だと感じた」と舌を巻いた。

　チームは快勝。青木も９回に１安打を放ち「明日につなげたい」と気持ちを切り替えた。