福知山成美 太田幸司氏Jrは出番なし 伝令役として聖地に立つ

[ 2013年8月11日 14:43 ]

第95回全国高校野球選手権大会1回戦 福知山成美7―8沖縄尚学

(8月11日 甲子園)
 福知山成美は土壇場の9回に3連打で2点を返して1点差に迫ったが、最後はエース仲村渠(なかんらかり)が見逃し三振。沖縄尚学の3番手・山城の完璧な直球に手が出ず、短い夏が終わった。

 県大会では準決勝、決勝と2試合連続完封した大黒柱。2、4回には2打席連続で適時打を放つなどバットでは貢献したが、投げては13安打を浴びて8失点。終盤踏ん張れずに勝利を逃し、試合後はインタビュースペースでも涙を見せた。

 「変化球が多くなって本調子ではなかった。野手も足を引っ張ってしまった」とエースをかばった田所監督。1969年大会の決勝で三沢(青森)のエースとして松山商(愛媛)と延長18回引き分け再試合の名勝負を演じた太田幸司氏(61)の息子で、主将を務める幸樹は伝令役としてチームを支えたが、出場機会はなかった。

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2013年8月11日のニュース