福井商 2度のスクイズで逆転 県大会計30犠打の技

[ 2013年8月11日 06:00 ]

<福井商・帯広大谷>8回1死一、三塁、林は投前にスクイズバントを決め野選を誘う

第95回全国高校野球選手権1回戦 福井商4―3帯広大谷

(8月10日 甲子園)
 <福井商>得意の攻撃で勝利をもぎとった。1点を追う8回に2度のセーフティースクイズで逆転。福井大会の5試合で計30犠打を記録した技術の高さを甲子園でも発揮した。

 同点に追い付いた後の1死一、三塁で、打席には7番の林。米丸友樹監督は「打たせるよりも確率が高い」と、この回2度目のセーフティースクイズのサインを出した。これに応え、外角のスローカーブをうまくバットに当てて野選を誘い、勝ち越しに成功した。林は「大事な場面ではバント。しっかり練習してきたので決める自信はあった」ときっぱり。バントは福井商の大きな武器なのである。

 ▼ヤクルト・中村(08年度卒)きのう(弟の辰哉主将に)俺は1つ勝ったからなとプレッシャーをかけていた。勝ってホッとしました。

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