最速マジック39点灯!原監督「ふつうの巨人の野球」

[ 2013年8月9日 22:43 ]

8回に逆転し、笑みを浮かべる巨人・原監督

セ・リーグ 巨人5―4広島

(8月9日 マツダスタジアム)
 巨人は3回2/3を4失点で降板した小山の後を高木京、青木、マシソン、西村が無失点リレーでつなぎ、終盤の逆転劇を引き寄せた。

 7回から3番手でマウンドに上がり、1イニングを3者凡退に抑えた青木が4勝目を飾った。「とにかく、いい流れをつくって勝ちに貢献できて良かった」。試合後、青木はそう言ってホオを緩めた。

 今年4月、交換トレードで広島から巨人に移籍した。昨季は左膝の手術を受け、登板ゼロに終わった左腕。古巣戦での登板にも「チームはどこであれ、マウンドに立つことだけを考えています」と、野球ができる喜びを1球1球に込めている。

 攻守にわたり「全員でやっている。本来の、ふつうの巨人の野球ができた」と原監督。今季、途中加入した青木もしっかり戦力となって、優勝マジック39が点灯。これまでの原政権下では02年シーズンの8月13日が最速だった。試合後、指揮官が浮かべた笑顔には、今のチームの強さがしっかりとにじみ出ていた。

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2013年8月9日のニュース