背番号8の代打が勝利導く 「自分を信じて」追撃弾&逆転打

[ 2013年8月9日 10:52 ]

<聖光学院・愛工大名電>6回裏聖光学院無死、代打酒谷が右越えに本塁打を放つ。投手東

第95回全国高校野球選手権1回戦 聖光学院4―3愛工大名電

(8月9日 甲子園)
 先制点を許して追う展開だった聖光学院を背番号8で途中出場の酒谷が救った。

 6回、先発登板した石井の代打で登場すると、初球を右越えに運び1点差に詰め寄った。「大胆に振ることができた」と酒谷は白い歯をのぞかせた。7回2死満塁では三遊間を破る逆転の2点適時打を放ち「自分を信じていた。集中していた結果」と胸を張った。

 今春の選抜大会では初戦の2回戦で先発出場したが、3回戦は控え、準々決勝では守備固め要員だった。春の雪辱を期す酒谷は「しっかり準備してチーム一丸で臨みたい」と謙虚だった。

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