“山梨のダル”山田 一発&完投で日川1勝 バレーボールより野球選んだ

[ 2013年8月9日 06:00 ]

<箕島・日川>初回2死、日川・山田は左越えにソロ本塁打を放ちガッツポーズ

第95回全国高校野球選手権1回戦 日川4―2箕島

(8月8日 甲子園)
 「野球」を選んで本当に良かった。日川のエース・山田は、最後の打者を右飛に打ち取ると大きく吠えた。「歴史を塗り替えることができて満足している」。日川が春夏通じて5度目の甲子園で手にした念願の初勝利を喜んだ。

 「山梨のダルビッシュ」の異名を取る右腕が、箕島打線を6安打に抑え、2失点で完投した。最大の武器は1メートル94の長身から投げおろす直球とスライダーだ。身長が伸びた理由を「遺伝と睡眠」と笑う。父・芳樹さん(47)は1メートル90。バレーボールの実業団の強豪・東レに89年から4年間所属していた。

 山田も中学までバレーと野球の二足のわらじを履いていた。しかし中学3年時に父親に直談判し、高校から野球一本に絞った。スタンドから観戦した芳樹さんは「バレーだと日の丸を背負う選手になったかもしれない」と惜しみながらも「1人の男としてうらやましい」と感傷に浸った。

 打っては初回に左翼席に左越えソロを放った。次戦は昨夏の覇者、大阪桐蔭と対戦する。山田は「自分の投球がどれだけ通用するか楽しみ。失うものはなにもない。森(友哉)君と対戦したい」と力を込めた。

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