楽天 プロ新1イニング7二塁打 闘将上機嫌「連勝は田中で止まる」

[ 2013年8月5日 06:00 ]

<日・楽>打線爆発に星野監督(中央)が吠える!

パ・リーグ 楽天14-4日本ハム

(8月4日 札幌D)
 ド派手な「二塁打祭り」だった。5回。楽天の藤田がこの回、実に7本目となる二塁打を左越えに運ぶ。ベンチはもう、お祭り騒ぎだ。

 「1イニングで7本のツーベース、こんなにめでたいことはない。連勝はおそらく(開幕から無傷の15連勝中の)田中のところで止まると思うよ」。貯金19で2位の西武、ロッテを7ゲーム離して首位を独走する星野監督は、冗談を交えるほど上機嫌だった。

 5回1死から飛び出した銀次の右翼線二塁打が「祭り」のスタートだった。直後にジョーンズが決勝の中越え二塁打を放つと、マギー、枡田も続いて4者連続の二塁打。その後も嶋、岡島が二塁打を放ち、藤田が左越えに適時二塁打を放って1イニング7二塁打。48年巨人、86年広島の6二塁打を抜き、プロ野球新記録を達成した。7回には銀次がチーム11本目の二塁打。48年の巨人が記録したプロ野球記録にも並んだ。

 昨秋から取り組む「意識改革」の成果が出ている。打撃練習中に田代打撃コーチら首脳陣が「カウント3―2!」や「ピッチャー、吉川(日本ハム)!」と各選手に実戦の状況をイメージさせ、より試合に近い形で練習させていることが、試合に生きている。

 今季はここまでリーグ3位の68本塁打で、チーム打率も同3位の・267。飛び抜けた数字ではないが、総得点はリーグ2位の401点。1試合平均4・4点を誇る。この日は23安打中、18安打が中堅から逆方向で、しかも二塁打11本中、引っ張った打球はわずかに1本。全員がつなぎの意識を徹底しているのが強さの秘けつだ。

 08、11年に続く球団タイ記録の7連勝で貯金19。今季6度目の先発全員安打に、全員打点、さらに球団新記録の1試合23安打のおまけまでつけた。「7連勝が球団記録というのもさみしい」と指揮官。早ければ9日にもマジックが初点灯する。星野楽天が数々の球団記録を更新していく先に、悲願の初優勝がある。

 ▼楽天・藤田(5回に1イニングでチーム7本目となる左越え二塁打)ベンチに戻ってから記録だと知りました。よかったです。

 ▼楽天・銀次(5回1死から右翼線二塁打でビッグイニングを演出)集中していいスイングできた。

 ▼楽天・ジョーンズ(5回1死二塁から中越えに決勝二塁打)打ったのは直球。強く叩ける球を待っていた。

 ▼楽天・マギー(5回に左翼線に適時二塁打)強くボールを叩けた。

 ▼楽天・枡田(2回に右中間、5回に左中間に適時二塁打)5回は直球にタイミングを合わせて変化球を打つことができた。

 ▼楽天・嶋(5回に右越えに適時二塁打)打ったのは直球でした。

 ▼楽天・岡島(5回に左越えに適時二塁打)打席で粘って、あの結果になってよかった。

 ▼楽天・藤田 ベンチに戻ってから記録だと知りました。

 ▼楽天・島内(二塁打を打てず、先発全員二塁打ならず)残念です。二塁打の上を行くために、最後の7回の打席は本塁打を狙っていた。

 ≪プロ野球新記録≫楽天が、日本ハム戦の5回に1イニング7二塁打。48年巨人、86年広島の6本を抜く1イニング最多二塁打のプロ野球新記録を達成した。また、1試合11二塁打は48年巨人に並ぶ65年ぶり2度目のプロ野球タイ、5回の4連続二塁打はパ9度目のリーグタイ記録になった。なお、日本ハムも2二塁打を放っており、合わせて13本。両軍合計13二塁打は06年6月30日横浜―ヤクルト戦以来、4度目のプロ野球タイ記録。

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2013年8月5日のニュース