箕島 29年ぶり甲子園!故尾藤監督の長男・強氏に率いられ初練習

[ 2013年8月3日 06:00 ]

ノックをする箕島の尾藤監督

 第95回全国高校野球選手権大会(8日から15日間)の出場校による甲子園練習が2日に始まり、29年ぶり8度目の出場となる箕島(和歌山)や、史上7校目の夏連覇に挑む大阪桐蔭など9校が30分ずつ汗を流した。甲子園練習は5日まで行い、3日は今春センバツで準優勝した済美(愛媛)など16校が登場する。

 箕島が49代表のトップをきって、甲子園練習を行った。今年3月から指揮を執る故尾藤公元監督の長男・強氏は、監督として初めて立つひのき舞台に「ノックも何もせず、ずっと眺めていたい気持ちになった」と興奮気味に話した。それでも「もし父がいたら“(甲子園に来たのは)お前の力やない。ええ気になるな”と言うでしょう」とすぐに自らを戒めた。今大会には1979年夏に延長18回の死闘を繰り広げた星稜(石川)も出場する。44歳の青年監督は星稜と対戦したいか問われ、「半々。(星稜は)強いでしょ」と笑いを誘った。

続きを表示

この記事のフォト

2013年8月3日のニュース