後半戦別人のルイス 驚きの逆方向決勝弾!「高さがなかったのに」

[ 2013年8月1日 21:47 ]

初回の同点打に続き、7回に試合を決める2点本塁打を放った広島・ルイス

セ・リーグ 広島7―6DeNA

(8月1日 マツダ)
 逆方向に弾き返した打球は思いのほか伸びて、左翼スタンドに吸い込まれていった。

 7回に飛び出した広島・ルイスの2点本塁打。4度リードを奪われながら、そのたびに追い付いた広島が助っ人外国人の一撃で初めてリードを奪い、そのまま逃げ切った。

 「感触は良かったが、高さがなかったので、フェンスくらいには当たると思ったが、入るとは」とルイス。初回にも、三塁の頭上を越す同点二塁打を放つなど、3安打3打点の活躍。すぐ前を走るDeNA相手に3連戦勝ち越しとなる殊勲打だった。

 前半戦は日本のストライクゾーンに悩み低迷。審判にかみつき、退場処分となり、1軍登録も抹消された。それが球宴後はこの日まで打率4割7分8厘で8打点。センターを中心に打ち出してから、打撃が別人のようになった。

 クライマックスシリーズ出場をかけての3位争いは、しばらく続きそうな気配。各球団の外国人選手がチームをけん引する中、広島は遅れてきた背番号41がカギを握っているかもしれない。

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2013年8月1日のニュース