“若ドラ”高橋周 今季初先発でプロ初満塁弾!中日2連勝

[ 2013年8月1日 21:50 ]

<神・中>6回表1死満塁、中越え逆転満塁ホームランを放ち、吠える高橋周

セ・リーグ 中日6―4阪神

(8月1日 甲子園)
 中日が、「7番・三塁」で今季初先発したプロ2年目、19歳の高橋周の今季1号満塁本塁打を含む3安打5打点の活躍で、6―4で阪神を下し2連勝。3位DeNAとのゲーム差を0・5に縮めた。この日を最後に、30日までロード試合が続く阪神は、痛い連敗で、首位・巨人との差は7・5ゲーム差に開いた。

 初回、中日は先頭・大島の中前打を足場に2死三塁とし、和田が一、二塁間を抜ける右前適時打を放ち先制。

 その裏、阪神は四球の鳥谷がマートンの二塁打で還り追い付き、3回にも中前打を盗塁で二進した大和が鳥谷の右前適時打で逆転した。

 中日も4回、和田、平田が連続四球。クラークが投ゴロ併殺で2死三塁とし、高橋周が右前適時打を放ち追いついた。阪神はその裏、新井良、藤井彰の連打で1死一、三塁とし、浅井の投ゴロ間に再び勝ち越し。

 だが、中日は6回、3番手・西村を攻め和田が左前打、平田、クラークが連続四球の1死満塁で、高橋周が代わった加藤からバックスクリーンへ逆転のプロ初の満塁本塁打を放った。

 阪神は6回、2死三塁で代打・関本が左前タイムリーを放ち1点を返したが、中日の継投の前に追加点を挙げられなかった。

 中日・山本昌と阪神・岩本の史上最大27歳2カ月差対決で注目を浴びたが、ともに4回で降板。今季44試合目の登板となった2番手の岡田が4勝目。9回を締めた岩瀬が23セーブ目。阪神は3番手の西村が今季初黒星となった。

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