田沢、同点被弾も…上原２回完璧！Ｒソックス延長１５回劇勝

マリナーズ戦の10回、三者凡退に抑えガッツポーズするレッドソックス・上原

ア・リーグ レッドソックス５―４マリナーズ

（7月31日 ボストン）
　米大リーグ、レッドソックスの上原は７月３１日（日本時間８月１日）、ボストンで行われたマリナーズ戦の９回から登板、２回打者６人で３三振を奪うなど完璧に抑えた。レッドソックスは延長１５回２死満塁からドルーが右翼線への安打を放ち、５―４でサヨナラ勝ちした。

　４―４の９回に３番手で登板した上原は先頭のＭ・ソーンダースを３球三振に仕留め、続くアクリーは２球で中飛、キンテーロも３球で三ゴロ。続く１０回もミラーを遊飛、シーガー、モラレスを連続三振に。７月１４日のアスレチックス戦以来の２イニングを投げたが、まったく危なげない投球だった。

　４―３の８回に２番手で登板した田沢はシーガーに右越え同点ソロを浴びて１回を２安打１失点。リードを守れなかった。

　▼上原の話　勝ったからいい。（２回を投げたが）球数が少なかったし、（ベンチに）帰ってきて行くぞと言われた。ラストスパートをかけるのはまだ早い。一試合一試合、やるだけ。

　▼田沢の話（同点弾を浴び）ちょっと高かった。最近（初球の）入りでやられているし、もう少し工夫できたら良かった。（先発の）ラッキーがいい投球をしてたのに、１球で同点になって申し訳ない気持ちでいっぱい。（チームが）勝ってくれたことが救い。