岩隈、自責0も11勝目ならず…降板後に救援投手が逆転許す

[ 2013年8月1日 13:15 ]

レッドソックス戦の5回、ピンチを迎えキンテーロ捕手に肩をたたかれるマリナーズ・岩隈

ア・リーグ マリナーズ4―5レッドソックス

(7月31日 ボストン)
 米大リーグ、マリナーズの岩隈は7月31日(日本時間8月1日)、ボストンでのレッドソックス戦に先発登板、5回2/3を投げ、7安打2失点(自責0)と力投したが、チームが逆転を許し、今季11勝目はならなかった。マリナーズは延長15回4―5で敗れた。

 初回いきなり3連打で無死満塁のピンチを招いたが、4番オルティスを投ゴロ併殺に仕留め、無失点で切り抜けた岩隈は、その後も毎回のように走者を背負う苦しい投球。1点リードの5回に味方の失策が絡んで逆転を許したものの、粘りの投球に打線が奮起、直後に2点を奪って試合をひっくり返した。

 岩隈は結局、3―2で迎えた6回2死一、三塁の場面で降板。ここは2番手のペレスが抑え勝ち投手の権利を得たが、7回にペドロイアに逆転2ランを被弾して11勝目は消えた。

 ▼岩隈の話 コントロールが良くなくて、思ったところに投げられなかった。単打でしのげて、何とか試合をつくれた。踏み込ませないように、インコースに投げることを心掛けた。体調管理をしっかりやって、最後まで投げたい。

続きを表示

この記事のフォト

2013年8月1日のニュース