原監督“打者・笠原”で勝負的中「非常にパワーもあるし打撃もいい」

[ 2013年7月31日 22:40 ]

<巨・ヤ>髪を切った原監督はファンの声援に応える

セ・リーグ 巨人6―3ヤクルト

(7月31日 東京D)
 巨人・原監督の“絶妙”采配が光った。

 0―1の4回。8番・中井の2点右前打で逆転。なおも2死一、二塁の場面で原監督は笠原をそのまま打席に送った。

  「(笠原は)非常にパワーもあるし打撃もいいと、自分の中ではランク付けしてあった。見事だった」

 右打席に入った笠原は左腕・八木から右中間へ2点三塁打。マウンドでは初回、2回と続けざまに満塁のピンチを招くなど不安定だったが、プロ初安打が貴重な一打に。投げても代打を送らなかった指揮官の期待に応えて5回を投げ切った。

 原監督は「もう少しコントロールはいい。まあ、久々の先発だったし、次に期待したい」。6月26日の広島戦(マツダ)以来の先発だった右腕を思いやった。

 これも2位・阪神に6・5ゲーム差を付け首位を快走する余裕なのか。指揮官は最後まで悠然としていた。

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