“西岡代役”の坂が突破口「代わりになるか分からないけど…」

[ 2013年7月31日 08:50 ]

セ・リーグ 阪神8-1中日

(7月30日 甲子園)
 阪神は西岡の代役で1番に入った坂が、突破口を開いた。初回。中田賢が2ボール1ストライクから投じた145キロをとらえると、打球は右中間フェンスを直撃する三塁打。1死後、鳥谷の右犠飛で生還し4連敗中と沈みがちだったチームに、勢いを与えた。

 「(西岡の)代わりになるか分からないけど、精いっぱいやりたい。打ってなかったのに試合に出してもらってありがたかった」

 27、28日のDeNA戦はいずれもスタメンながら無安打。それでも起用してくれた首脳陣に、会心の一撃で応えてみせた。試合後の和田監督もニンマリ。「坂がよーいドンで長打を打ってくれたのが大きかったね」。野球センスの良さはチーム内でも屈指。優勝戦線に踏みとどまるためにも、バットで結果を出し続ける。

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2013年7月31日のニュース