エースで４番の熊谷　先制弾＆完投勝利！平塚学園２年連続４強進出

神奈川大会準々決勝 平塚学園５―４向上

（7月26日 横浜スタジアム）
　平塚学園が５―４で向上を下し、２年連続の４強進出を決めた。

　初回、エースで４番の熊谷が左翼スタンドに本塁打を放ち、先制。その後逆転を許したが、１―２で迎えた５回には死球出塁を足場に１死二塁から長谷川の中前適時打で同点。さらに２死一塁から蛭田の左越え適時三塁打で逆転すると、角井の左前打でさらに１点を加点し、４―２と２点のリードを奪った。６回と８回に１点ずつ返され、４―４の同点とされたが、９回安打に敵失も絡んで１死満塁。ここで、熊谷がセンターに決勝犠飛を放ち、粘る向上を突き放した。

　打っては先制アーチに決勝犠飛、投げては９回７安打４失点完投勝利となった熊谷は「いい感触で（先制弾を）打てたので、いい感じでマウンドに登れた。気分？最高です」と笑顔。５回の三塁打だけでなく、７回には中前打を好走塁で二塁打にするなど活躍した蛭田は「次も熊谷を楽にさせる打撃をしたい」と決意を口にした。

　平塚学園は２８日の準決勝で桐蔭学園と対戦する。