オレ達は強い!都日野、初の決勝進出!都立33年ぶり甲子園王手

[ 2013年7月26日 15:25 ]

<西東京大会準決勝 国士舘・都日野>延長10回2死一、二塁(日)、最後の打者・吉池を二ゴロに打ち取りガッツポーズする都日野・豊沢(左)

西東京大会準決勝 都日野9―6国士舘

(7月26日 神宮)
 都日野が18安打を放ち、国士舘に競り勝って初の決勝進出。西東京では80年の都国立以来33年ぶりとなる都立校の甲子園出場まであと1勝とした。

 3回に池田のソロ本塁打などで2点を先取した都日野は4回にも3点を加え、主導権を握って試合を進めたが、8回に先発の池田が国士舘打線につかまり4失点。1点リードの9回はミスで同点に追いつかれてしまった。

 しかし、主将の工藤が「点は取れる。オレ達は強いって気持ちで前向きに戦った」と振り返った通り、延長10回1死満塁から途中出場の1年生・鈴木が中前へ2点適時打、さらに1死一、三塁から三浦の中犠飛で1点追加して3点を勝ち越し。最後は捕手と救援投手の“二刀流”の豊沢がピンチを招きながらも踏ん張った。

 「苦しい場面もあったけど、粘り強く戦えたので最高」と工藤主将。日大三との決勝(28日・神宮)へ向け「勝って甲子園へ行きたい」と気合を入れ直していた。

続きを表示

2013年7月26日のニュース