田沢、イチ斬り!上原は1回無失点 Rソックス60勝到達

[ 2013年7月22日 13:57 ]

ヤンキース戦の7回、イチロー(右)を投ゴロに打ち取り、一塁へ送球するレッドソックス・田沢

ア・リーグ レッドソックス8―7ヤンキース

(7月21日 ボストン)
 米大リーグ、レッドソックスの田沢は21日(日本時間22日)、ボストンで行われたヤンキース戦に7―5の7回途中から3番手で登板、2/3回を投げ、同点に追いつかれたものの、失点や自責点はつかず、1安打1四球で無失点だった。上原は7―7の9回に登板し、1回を1安打2三振で無失点。レッドソックスは延長11回2死からナポリの13号ソロでサヨナラ勝ち、今季60勝に到達した。

 田沢は2点リードの7回1死一、二塁の場面でマウンドへ。スチュワートの三前バント【記録は内野安打)をイグレシアスが一塁へ悪送球して1点を返され、なお、1死二、三塁からクルーズの遊ゴロの間に1点。不運にも同点に追いつかれてしまったが、そこから粘りを発揮した。ガードナーにはフルカウントから8球ファウルで粘られ、四球を与えたものの、続くイチローを力のある速球で遊ゴロに打ち取った。

 9回に5番手で登板した上原はリリブリッジに中安打を許したが、ヌネスを空振り三振、スチュワートを三飛、クルーズを空振り三振に仕留めて無失点で切り抜けた。

 ▼上原の話 先頭打者を出したのがいけない。追い込んでから、フォークが落ちなかった。その後は、走者を進めることなく終えられてよかった。勝ったので、疲れは半分になると思う。

 ▼田沢の話(7回に)追い付かれてしまったので、何とか同点でベンチに帰りたいと思った。(最後はイチローを打ち取り)いい緊張感で抑えられてよかった。

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