ジョーンズ 復興アーチ宣言!第3戦“不名誉”本塁打0も阻止だ

[ 2013年7月22日 06:00 ]

第3戦で本塁打を狙うジョーンズ

マツダオールスターゲーム2013第3戦 全パ―全セ

(7月22日 いわきグリーン)
 マツダオールスターゲーム2013は、22日に東日本大震災の復興支援試合として、福島県いわき市のいわきグリーンスタジアムで第3戦を開催する。日本野球機構(NPB)は震災が起きた11年から第3戦を被災地で開催してきたが、今回が最後となる。全パの栗山英樹監督(52)は同じ東北の仙台に本拠を置く楽天の選手を中心に起用する方針で、アンドリュー・ジョーンズ外野手(36)は球宴初アーチを宣言した。

 球宴での復興支援試合としては今年が最後。東北ファンの思いを一身に背負って戦ってきた楽天の一員に今季から加わったジョーンズも特別な一戦への覚悟を示した。

 「被災された方々のために全力でプレーする。少しでも勇気と元気を与えられれば。ホームランを望んでいる。ユニホームを着ている以上、勝つことだ」。第1戦は先発出場、第2戦は代打で出場も、計3打席で凡退。メジャーで通算434本塁打を放ち、米球宴5度の出場を誇る助っ人は「日本の球宴が速球勝負が多いと知らなかった。メジャーの球宴とは違った」と驚く。真剣勝負と真っ向勝負の違い。その上で「2ストライクまでは速球で勝負してくれるはずだ。その2つを捉える」と速球を狙い打つ。

 今回の球宴は2試合連続本塁打なしで、3戦とも0本だった53年以来60年ぶりとなった。今年から「飛ぶ統一球」に変更されたにもかかわらずだ。その不名誉な事態にジョーンズが歯止めをかける。シーズン中は、本塁打1本に付き5万円を震災遺児への支援金として寄付。17本で85万円だ。球宴での本塁打が対象となるかは未定だが「少しでも(復興の)力になりたい」と力を込めた。

 「東北の思いを背負った楽天のメンバー中心に、絶対に勝つためのメンバーを組む」と全パの栗山監督。第1戦で先発した田中は登板できないが、嶋が先発マスクをかぶり、右太腿裏痛の松井も途中出場に備える。そして最後は青山が締めくくる。0勝1分けで総得失点差は2。3点差以上で勝利すれば、パが今秋ドラフトのウエーバー順優先権も獲得できる。嶋は「全力プレーを見て、頑張ろうという人がいれば幸せ」と意気込んだ。

 ▼日本ハム・矢貫(出場メンバーでただ一人の福島出身)いつも通りの姿を見てもらうのが一番いいと思っている。

 ▼NPB・井原敦事務局次長 (被災地での)オールスター開催は一区切りになるが、支援活動は継続していく。被災者にとってわずかでも励みになれば。

 ≪3戦本塁打0は53年だけ≫過去の球宴で3試合連続本塁打0は53年だけ。3戦のスコアは
第1戦全パ2―0全セ
第2戦全セ2―0全パ
第3戦全パ3―0全セ
 といずれも完封試合だった。全パの安打は7、3、7、全セは4、3、4と両軍とも3戦連続1桁と貧打に終わっている。特にこの年、27本でセの本塁打王を獲得した藤村富(神)は球宴3試合で5打数無安打。同じく36本でパの本塁打王に輝いた中西(西鉄)も2試合で3打数無安打とセ・パを代表するスラッガーが精彩を欠いた。

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