ディオーネとアストライアが決勝進出 ティアラカップ埼玉浦和大会

[ 2013年7月20日 18:20 ]

アストライア先発の大田

 女子プロ野球のティアラカップ埼玉浦和大会の1回戦2試合が20日、さいたま市営浦和球場で行われ、ディオーネとアストライアが21日の決勝戦に駒を進めた。

【日程と結果】

 第1試合は、ディオーネが粘るレイアを振り切り2大会連続(奈良大会以来)の決勝進出。試合はディオーネ1点リードの5回、死球の宮原を1塁におき、続く田中朋の右中間三塁打で1点を追加。さらに橋本のセーフティースクイズで追加点を奪い、リードを広げた。7回にも田中朋の2打席連続となる適時二塁打で1点を加えた。

 投げては先発の宮原が7回途中まで2失点に抑える好投。リーグトップの8勝目を挙げた。ディオーネに入団した初の外国人選手シェイ・リリーホワイトは5回に代打で出場、見逃し三振に倒れた。

 第2試合は、ホームのアストライアが快勝した。2回1死一、二塁、7番指名打者で起用された中島が、プロ入り初となる中前適時打を放ち先制。6回には1点追加後、1死二、三塁で6番大澤の右越え適時打でさらに2点を加えた。投げては先発の大田が最終回に1点を失うも落ち着いたピッチングで今季負けなしの6勝目を挙げた。

 ▼ディオーネ・田中朋 久しぶりに納得のいくバッティングができました。きょうは何度もチャンスが回ってきたので、強い気持ちで打席に入りました。結果が出て良かったです。ここ最近、決勝戦で悔しい思いばかりしているので、守備からしっかりリズムを作って優勝を目指します。

 ▼アストライア・大田 1週間前から先発と聞いていたので、好調のフローラ打線をどうやって抑えるかを考えて練習してきました。声援がとても力になりました。

 ▼アストライア・中島 全員でもぎとった勝利。次は投手としてチームの勝利に貢献したい。

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