雄星 後輩の大谷から刺激「凄い球を投げていた」

[ 2013年7月20日 06:00 ]

<全パ・全セ>ハイタッチをかわす菊池(左)と大谷

マツダオールスターゲーム2013第1戦 全パ1―1全セ

(7月19日 札幌D)
 西武・菊池も先輩としての面目を保った。6回、高校時代は3歳年下で入れ替わりだった大谷からの継投。4回にブルペンで並んで投げていた時は「凄い球を投げていた」と後輩の成長に驚いた左腕だが、先頭に四球を与えながらも後続の3人を打ち取った。

 「大谷もつないでくれた。もう少しきれいに投げられれば良かったが、何とか抑えられた」。前日は「結果として(大谷が守る)ライトに打球がいけば」と話していた。大谷は右翼ではなく、左翼だったが、1死二塁から抜けたチェンジアップをとらえられたバレンティンの打球はその後輩のグラブへ。そのままノーステップスローでの二塁送球には「同じグラウンドに立つのはもう二度とないかもしれない。二塁も刺そうとしてくれて良い後輩だなと思った」と感激。ベンチでは「体は大丈夫か?痛いところはないか?」と気遣った。

 初選出の球宴は、大谷と同じ13球を投げて1回無失点。楽天・田中にも「中2日で150キロを常時超えるなんて」と刺激を受けた菊池は「真っすぐを磨いて後半戦に戻りたい」と目を輝かせた。

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2013年7月20日のニュース