ＭＶＰ沢村　大谷の速球に舌巻く「すごいスピードボール」

＜全パ・全セ＞全セ２番手の・沢村

オールスターゲーム第１戦 全パ１―１全セ

（7月19日 札幌Ｄ）
　全セの２番手として登板した巨人の沢村は３回を無失点に抑え、第１戦のＭＶＰを獲得した。

　１５０キロ前後の直球を中心に球威でねじ伏せる投球で、調子が良い時の沢村が得意とするスタイルを押し通した。試合自体は引き分けに終わったためＭＶＰ獲得に若干戸惑いを見せつつも「ストレート多かったですけど、打ち取れて良かったです」と満足感をにじませた。

　１５０キロを超える直球を武器とする沢村としては、この日１５７キロをマークした日本ハムの大谷も気になるところ。「大谷くんはもうすごいスピードボールを投げていました」と舌を巻いていた。