主力でも特別扱いなし…原監督 評価された「情け無用の采配」

[ 2013年7月19日 07:58 ]

球宴第1戦のため新千歳空港に到着した原監督

 巨人の渡辺恒雄球団会長(87)が18日、都内のホテルで会食後、報道陣に対応。「Bクラスにならん限り」と条件を付けながらも、今季で2年契約を終える原辰徳監督(54)の事実上の来季続投を明言した。

 同会長が評価したのは主力選手も優遇しない非情采配。「今までと違って非常に厳しくやったろう。村田を2回で代えたり」と、交流戦の5月26日のオリックス戦(東京ドーム)で覇気のないプレーをした村田を2回表の守備から代えた試合を具体的に挙げた。

 レギュラーであっても特別扱いはしない。そのことがチームにいい刺激と緊張感をもたらしている。渡辺会長は「ああいうことを昔の彼は絶対にできなかった。死にもの狂いになるとやれるんだね。非情の、情け無用の采配。これが今年の巨人が鍛えた実力以上の成果を挙げた」と、その手腕を評価した。

 さらに「終始一貫、スーパースターは阿部くらいなものだろう。そういう戦力の中で首位ターンした。それはやっぱり原の采配。人の使い方、用兵だよ」と続けた。高橋由やロペスら主力が負傷離脱する一方で、投手では中継ぎ右腕の笠原、野手では1番に定着しつつある中井やシーズン途中にソフトバンクからトレードで獲得した立岡ら若手を積極起用。その戦いぶりにも目を細めた。

 ≪原監督今季の非情采配≫

 ☆わずか1回で 5月26日のオリックス戦(東京ドーム)で、初回の第1打席で凡退した村田を、2回の守備からベンチへ退ける指令。試合後「心技体ともに準備ができていなかったという判断」と説明。

 ☆寝坊で降格 6月11日にジャイアンツ球場で行われた練習で中井が寝坊のために1時間も遅刻。「緊張感が足りない」と切り捨て、処遇を一任された川相ヘッドコーチが即2軍降格を決めた。

 ☆投球途中に 7月2日の阪神戦(甲子園)、5回2死一塁から3球目に一走・西岡に二盗を許した先発の菅野を、投球途中にもかかわらず降板指令。「勝負は厳しいもの。同じようなプレーをやられているようでは駄目」と3盗塁を許したことに苦言を呈した。

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