大リーグのコミッショナー 五輪への選手派遣に消極的

[ 2013年7月17日 08:22 ]

 米大リーグのセリグ・コミッショナーは16日、野球が復帰を目指す2020年夏季五輪への大リーガー派遣について「夏場にシーズンを中断できない。五輪に合わせて日程を変更することもない」と、あらためて消極的な姿勢を示した。

 野球は五輪復帰に向けソフトボールと統合し、「世界野球ソフトボール連盟」を設立して20年五輪で実施する残り1競技の最終候補にレスリング、スカッシュとともに残っている。9月の国際オリンピック委員会(IOC)の総会で絞り込まれる。

 野球の国際化について同コミッショナーは「(日本のプロ野球などを含めた)真のワールドシリーズ実現を目指す」と述べた。(共同)

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2013年7月17日のニュース